ゆるミニマリストという暮らし

物を減らし続けて10年の月日が経ちました。ゆるミニマリストへの道のり、体験談を書いています。

雑念が止まらない夜はこんな感じ。

初対面の人と小一時間話をする機会がありました。

なんとなく同じ価値観の持ち主かなと想像してはいましたが思いのほか本音トークができたんですよね。嬉しかったのは言うまでもありません。

 

こんな良い出来事があると、帰宅後もその時のシーンを頭の中で再現してしまいませんか?笑。

 

ここまでは良いのです、何の問題もありませんよ。でもですね、会話の再現をしているうちに気分は上昇、金曜日ということもあってか次第に購買意欲がわいてきたのです。

タイミングを狙っていたかのように「待ってました、今からお買い物タイムですよ」と片方の自分が誘ってくる。もう片方の(本当の)自分は断ることができず見事魔法をかけられてしまった。あれがいい?それともこっち?と頭の中での一人会話が始まり魅力的な商品をカートの中へ次々と放り込むことになりました。

 

このまま最後のポチを押してしまうのでしょうか。

 

 

ところがいくつもの店を渡り歩いているとさすがの脳も疲れてくるようで、疲れを自覚した瞬間我に返ることができました。正気に戻れたお陰でカートの中は無事削除することができました。

 

その後も脳内はたくさんの雑念で散らかっていて、はなしの続きがしたいと片方が主張する。脳内おしゃべりは一旦始まると終わらせるのに苦労するのです。

 

さらに困ったことには最初はその方との会話を再現していただけなのに、いつの間にか話す内容が無関係な方向にそれていった。ついには会話する相手も見知らぬ人にすり替わっており魔訶不思議な現象に感心するのもつかの間、再び我に返ることとなりました。

正気に戻った直後、話の展開を振り返ろうとしましたが覚えていない。つまるところ意味のない言葉を並べて脳内おしゃべりを続けていただけなのでした。

 

この日は夜8時過ぎに帰宅、脳内おしゃべりが終了したのは夜中の12時をまわっていました。

 

雑念があふれ、あやうく買い物までしそうになった金曜の夜。

 

嬉しい出来事があった日は、頭の中を空っぽにして静かな夜を過ごしたいものです。

 

お題「断捨離」