ゆるミニマリストという暮らし

物を減らし続けて10年の月日が経ちました。ゆるミニマリストへの道のり、体験談を書いています。

前回の続き(人間関係を良くするコツをもう少し深掘りします)

前回、苦手な人に対しては無反応でいることが一番というお話をしましたが、それによるメリットについて補足したいと思います。

無反応でいるとまず自分自身がイライラせずに済む、これは前回ふれました。そして今日お話しするのは、その人との関係性が良くなる可能性もあるという点です。

 

一体どういうことでしょうか。

 

 

例えば、Aさんがあなたに不平不満を言う(あなたへの不満かもしれないし、そうでない事かもしれません)

あなたはAさんの話を聞くことが苦手なのですが、反応することなく聞き流す。

するとAさんは自分の話を聞いてくれていると感じ取りもっとグチをこぼすかもしれません。それでもあなたは心静かにその時を過ごすのです。

数日後、Aさんはあなたにグチをこぼしすぎたと気づき気まずそうにしています。もしかしたら謝罪の言葉があるかもしれません。

2人の関係は以前よりも良くなりました。

 

 

こんなうまい話があるかって?そうですよね、だけどこんなこともあるんだなぁというのを私自身が体験しました。

 

親子関係です。

 

詳しい話は省略しますが、うちは長年、親子のコミニケーションがうまく取れずにいました。以前の私なら親に何か指摘されるとそれに対して反対意見を述べるか、グッと我慢して自分の中に溜め込んでいました。しかし最近は何をいわれても聞き流し、ため込むこともせずスルーできるようになりました。

 

数ヶ月前、ある出来事で親とじっくり話をすることになりました。案の定相手の話は長い長い(笑)けれど身につけたスルー力でやり過ごしていると、相手の態度に変化が。何十年間もギクシャクしていた親子関係が少しづつ良くなっています。

 

これはもちろん私のスルー力だけで解決したのではありません。家族みんなが大人になりマイルドになった結果かもしれません。ただ一つ言えるのは、昔のように私が反論したり怒っていたら話し合いはこじれていたかもしれません。だからきっとスルー力は一役買っていると思うのです。

 

 

最後に「無反応」というのは「自分の中に溜め込む」という意味ではありませんよ。これはやっちゃダメですよ。ストレスは溜め込まないように、心と身体からキレイに洗い流してしまいましょう。そのためには誰かにちょっとだけグチをこぼしてもいいかもしれませんね(?!)

 

人間関係はこんな風にしてグルグルと回っているのですから。

 

 

お題「断捨離」